ちょうど性の禁欲と同じです。性の禁欲は2ヵ月を過ぎるときわめて安定し、その時と同じ印象をもちます。動物的な本能はおさまり方が共通します。現代人はおさまるのを良いと考えず楽しみ続けます。
どちらの生き方にもそれぞれ良さがあります。全員が節制したら経済が回らず、少子化が加速します。節制する人はごく稀でちょうどバランスが取れます。そして、人に押し付けてはなりませんし、強気に出てはなりません。
まだあと2日は延長できそうです。続けるかどうかは体調をみて判断します。
昨夜、大失敗しました。バリカンで刈り上げようとして、パナソニックではなく久しぶりに別のバリカンを出したのですが、20mmのつもりがダイヤルを間違えて刈高1mmでいきなり髪に入れてしまいました。どうもよく切れると思ったら1mmでした。最近では一番あせりました。しかもバリカンを入れた場所は前髪です。そこで、頭頂部を15mmでそろえてみました。とても自分では直せません。最悪の場合、全部1mmで刈り上げても良いとは思いました。
職場の近くに理髪店があり、電話してみるとまだ閉店していないので切ってくださると言われました。床屋さんははじめてかもしれません。通常は美容室を選んでいます。事情を簡単に話して、サイドとバックを0.8㎜で刈り上げることにしました。0.8mmは経験がない短さです。業務用のバリカンはざくざく切れます。すぐに0.8mmでそろい、そこからハサミですべての段差をなくして頭頂部の15mmまでつなげます。すごいハサミの使い方です。無口な理容師さんは時々「よし、よし」と声を出しながら切っていました。田舎でこのフェード系の髪型を作る機会はほとんどないからでしょう。真剣で楽しそうでした。それにしても、こんなに腕の良い職人さんが職場の近くにいらっしゃるとは想像さえしませんでした。
1時間近くかけて丁寧に仕上げていただき、怖いほどの尖ったベリーショートが完成しました。これでレイバンのサングラスをかけていたら誰も近づきません。しかし、過去最高のかっこいい短髪でした。
今日は学校で誰にも何も言われませんでした。人の髪など気にしないということです。それにしても0.8mmは思ったほど短く感じません。筆者の毛量は通常の男性より多く、伸びが速いためです。1日でもう0.5mmは伸びたようです。
あまり自分で切らずに、時々プロにお任せすることにします。それでも0.8mmまでは刈り上げない方が無難です。今回は1mm自分で入れてしまったので仕方がありません。次は2mmくらいに抑えます。良い経験でした。明日研究室に来る卒業生が驚くかもしれません。
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