2025年3月23日日曜日

適度な負荷をかける

筋力トレーニングは数十年先に健康でいるための大切な取り組みです。もし歩けなくなってしまうと活動の水準は大きく下がり、周囲に大変な迷惑をかけます。歳をとってから体力づくりを始めてもあまり意味はなく、若いうちからの努力が重要です。

現在、毎日の訓練は欠かしていません。筋肉痛が生じたときだけは休みますが、原則として毎日実施しています。紙飛行機が趣味であったころは、週末に公園を歩いていれば十分な運動量を確保できると思っていました。ところが、紙飛行機を飛ばしているだけでは、特に風が弱い日には立ち止まっている時間が多く、仮に長い時間歩いたとしてもやらないよりはましという程度にすぎません。体への負荷はほとんどかからないからです。また、全身の筋肉を鍛えるのは難しいです。

そして、筋力トレーニングを実践していると自然に紙飛行機に目が向かなくなりました。いまでも好きで公園に行ってみたいとは思いますが、時間を考えるとなかなか出かけられません。筋力トレーニングを実践すると気持ちも落ち着いて、出かけようと考えなくなります。

しかし、孤独な作業なのでものすごく楽しいかといえばそうではありません。紙飛行機は無条件で楽しいため、気分転換には良いです。筋力トレーニングは黙々とこなす肉体の作業であり、面白くて仕方がないとは思えません。これは勉強と同じで、人生に必要な訓練とみています。

また、筋力トレーニングは体の線を綺麗にします。ジーンズなどの洋服を着るには、引き締まった体が不可欠です。努力をせずに飲食を楽しんでいると、とてもジーンズは穿けなくなります。トレーニングを行っていると、必ずその人なりの水準で着こなしが違ってきます。間違いのないことであり、この事実はトレーニングの動機づけを高める効果があります。本当に努力が報われる領域です。

水野南北先生は楽しいことはのめり込んでしまうので、それでは本来の仕事で成功しないといいます。あまり楽しい趣味は少し遠ざけるように常に意識するのが好ましいです。先週の日本経済新聞を読んでいたら、「推し」の記事がありました。若い人たちは推しの活動を楽しみながら、それと仕事の両立を大切にしているそうです。その場合、刺激の強すぎる推しはやめた方が良いです。ちょっと楽しい、少しだけのめり込んでみたい、という程度が良い距離感です。

断食は3日目です。3日目に入って家で勉強していると、食べ物への関心が向いてきます。そこでおせんべい、キムチ、チーズを少量食べました。珈琲はドリップ方式で飲んでいます。当然ながらどんなに高級なインスタント珈琲でも、ドリップには遠く及びません。成城石井の珈琲は素晴らしい味です。厳密には断食といえないかもしれませんが、この6日間は思い返してもごく少量の食べ物しか口にしていません。体重計が手元にないため数字はわかりません。ジーンズを穿いた感じではまったく減っておらず、減らない限りは安心です。

今日はまた出かけません。明日は長い会議がありますので、それに備えます。西野流呼吸法も当然のように続いています。休日は2セットで、筋力トレーニングの2セットとあわせて90分間は実践します。紙飛行機は公園への往復を入れると軽く150分間必要で、行く前に飛行機を作る時間を合わせると膨大な時間が要ります。それよりも筋力トレーニング、西野流呼吸法の組み合わせが好ましいのは明らかで、数十年後の生活の質に大きく効いてきます。

楽をしていては駄目です。楽しんでいるだけなら50年後に落ちぶれます。50年後にも軽々と歩ける、重い荷物も運べる体はいまから作らなければなりません。

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