2025年1月12日日曜日

節制しすぎると

節制のしすぎで弊害が出るかどうかは、禁欲生活に常につきまとう問題です。最初に食の禁欲は、無理しなくて出来る範囲であれば弊害はありません。あまり長期の断食は危険性が高まるものの、軽い断食や1日1食で特別な危険はないと思われます。自分の体の声を聞きながら進め、食べたくない時にはむしろ食べない方が良いです。体調を崩して食欲がないときなどは、食べない方が良いでしょう。

体重が減り続けるほどの粗食は良くありません。その際に世間でいわれている標準体重は正しいといえないと知っておかなければなりません。かなり重い重量を示しており、その数値どおりではやや太り気味といえます。

インドの聖人のなかには不食の修行者がいます。共通するのは、決して痩せすぎてはいない点です。詳細はパラマハンサ・ヨガナンダ氏の『あるヨギの自叙伝』をご一読ください。

次に性の禁欲です。こちらはまだわからない要素が多分にあります。フーチを使った波動測定では、筆者が現在の禁欲をずっと継続すると60%の確率で精神がおかしくなると出ます。そこまでの危険性はないとは感じています。しかし、他人に厳しく接するなどの傾向は出ています。意識して人には厳しく言わないように留意しなければなりません。また、肩の力を抜いて続けた方が良さそうです。長く続けた場合の負の影響は、いつも認識しておく必要があります。

それでも自分でゆとりがあるとわかっているときには、ウールドヴァ・レータの時期でしょうから心配しすぎないことが大切です。

独身男性では、性の節制を心がける人など1%は絶対にいません。もっとずっと少ない人数です。0.1%なのか0.0001%なのかはわかりませんが、限りなくゼロに近い割合であると判断していれば間違いはないでしょう。そこで修行者は、他人の意見を参考にせず自分の型を確立しなければなりません。それぞれ置かれた状況が違うためです。

そこに日数だけを数えることの無意味さがあります。いくら3年、5年続いているといっても機能が弱って精子が生産されていなければ無意味です。逆に大量に生産されている究極の健康体の場合、1ヵ月の禁欲でも効果は相当出てきます。浅はかな、日数を数えるだけの禁欲を信じてはなりません。それで強気になっていても、大した男性ではありません。

どんなときにも自己反省が必要であり、大切なのは謙虚さです。謙虚さと傲慢さは紙一重です。毎日、毎時間、傲慢にならないような心がけが不可欠です。

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