組織にはびこるスター気取り

中高年の男性で過去に実績があると自己評価が高すぎる人たちが出てきます。そして、組織内で声を強く主張ばかりして他人を見下します。これまでに組織内でみた苦手な中高年男性の特徴はだいたいわかってきました。

自己評価が高い人間にきちんとした人はいません。きちんとした控えめな男性は、会議で余計な発言をしません。中途半端な大学しか出ていない知性派気取り、スター気取りが生意気な発言を繰り返して周囲をあきれさせます。そして、よほど暇なのか週に3回もジムに通って毎回2時間、3時間とベンチプレスなどで体を傷め、超回復の期間に大量のプロテインを摂取して肉体改造に勤しみます。その体を半そでシャツなどで露出させ、周囲を威嚇します。

西野流呼吸法で目指すのはスリムで強靭な体です。これみよがしの肉体改造の対極にある呼吸法です。実際にはどんな人にも負けない力を内に秘めます。外からは単に痩せた男性にみえるかもしれませんが、実態は違います。熊を一撃で仕留める可能性さえもっています。

組織内にはスター気取りの男性が必ず生じます。無視すれば良いだけです。相手にしてはなりません。英語も本当にできるとは限りません。誰も彼らが英語を話したり書いたりする場面を見てはいないからです。また、発音が悪ければいくら話せても問題外です。

組織内で自己顕示欲が強い男性はどこにでも居ます。追放はできません。彼らが威張っている間に、確実に西野先生の教えを実践することです。体が大きく気持ちがどっしりとしているだけの男性に、西野流呼吸法で鍛えあげたスリムな男性たちが負けるはずがありません。